外資企業の初任給 ~外銀・コンサル・メーカー~

はじめに

就活生
就活生

外資系企業って1年目からどれくらいもらえるんだろう…

就活生
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IT以外の外資系企業についても知りたい…

高給激務のイメージが外資系企業。

そんな外資系企業の新卒での初任給はどの程度なのでしょうか?

普段はITに絞った発信を行なっていますが、今回は幅を広げてIT以外の外資系企業についてお話ししようと思います。

  • 外資系投資銀行
  • 外資系コンサルティングファーム
  • 外資系メーカー

この3つのお金事情に、実際に働く友人から聞いた正確な情報をお届けします。

GAFAのエンジニア職の初任給が気になる方はこちらをご覧ください。

ITが活かせる外資系企業での職種

この章では、理系で培ったITスキルをどのような会社、職種で活かすことができるのか解説しています。

初任給だけが気になる方はスキップしてください。


ITスキルを活かせる企業は、IT企業だけではありません。

いまやどんな業種の会社でもITを活用しています。

そのため、IT企業以外でどのような職種があるのか、ざっくりと解説していきます。

外資系投資銀行

外資系投資銀行(通称:外銀)とは、主に企業向けに資金調達等の資金面のお手伝いを行う金融機関です。

有名な会社はゴールドマンサックスやモルガン・スタンレー、JPモルガンなどが挙げられます。

主な業務としては、証券の引受業務やM&Aの仲介業務などがあります。なんだかよく分からないですね。。

そんな外銀にも、ITスキルが活かせる職種があります。

外銀には、テクノロジー部門や情報技術部門と呼ばれる部門が存在しています。

そこでは、エンジニアがトレーディングツールなどを開発したり、社内で使用されるソフトウェアなどの開発を行っています。

IT企業での職種に当てはめるとすると、Software EngineerやSystem Engineerが近いです。

外資系コンサルティングファーム

外資系コンサルティングファームとは、コンサルティング業務を行っている会社のことを指します。

コンサルティング業務といっても様々な種類があり、新規事業の立案などを行う戦略コンサルや業務改善を行う総合コンサル(ITコンサル)、リサーチなどを行うシンクタンクなどがあります。

そんな外資系コンサルティングファームですが、ITスキルが活かせるのは主に総合コンサルです。

総合コンサルで有名な外資系企業は、Big4と呼ばれるPwc、デロイトトーマツ、KPMG、EYや、アクセンチュアなどが挙げられます。

総合コンサルと呼ばれる仕事では、クライアントから依頼を受けて業務の改善やシステム導入を行います。(一部の企業では戦略立案などから行うこともあります)

近年の総合コンサルでは、クライアントの古いシステムを刷新してDXを行なっていくというプロジェクトが多く、ITスキルが活かせる場面がとても多いです。

IT企業での職種に当てはめると、プロジェクトマネージャーやSystem Engineerと呼ばれる職種が近いです。

外資系メーカー

外資系メーカーとは、名前の通り様々な商品を開発販売している会社です。

メーカーというと理系のイメージが強いと思います。

メーカーには理系のスキルが活かせる職種が多くありますが、特に情報部門やIT部門ではITスキルを活かすことができます。

有名な会社でいうとP&G Japanが挙げられます。

そのほかにも、工場での生産プロセスを最適化するサプライチェーン職などがある会社も多く、そこでもITスキルを活かすことができます。

新卒での年収

ここまで、外資系企業におけるITを活かすことのできる職種をご紹介しました。

ここからは、新卒での年収をざっくりとご紹介していきます。

外資系投資銀行

外銀では、1年目からおよそ600万~をもらえることができます。

Tier1と呼ばれる特に人気の高い投資銀行では、1年目から700万や800万をもらえる人もいます。

求められるスキルは高いのはもちろんのこと、採用枠も多くありませんが、チャレンジしてみることを筆者はおすすめしています。

外資系コンサルティングファーム

今回は、ITを活かせる職種について紹介するので、MBBなどの戦略コンサルについては触れず、Big4やアクセンチュアなどのITコンサルについてご紹介します。

ファームによって異なりますが、1年目での年収は、およそ500万円です。

(Big4の中でもデロイトやPwcでは、600万円を超える場合もありますが、アクセンチュアのソリューションエンジニア職では400万程度と、大きな差があります)

コンサルでは、業務の特性上、残業時間が長くなることも多く、残業時間によって年収が左右されるということも事実です。

外資系コンサルは、就活生から非常に人気ですが、採用枠も多いことから、チャレンジして損のない会社だと考えています。

外資系メーカー

外資系メーカーは、新卒での年収はおよそ450万~500万です。

メーカーによっては、大学院卒の学生に600万近いオファーを出す企業もあるようです。

外銀やコンサルに比べると年収は高くはないですが、それでも日系の企業に比べると十分に高いと言えます。

ワークライフバランスを考えつつ、外資系企業で自分を磨いていきたいという学生さんにおすすめしたいです。

さいごに

IT以外の外資系企業の年収をざっくりとご紹介しました。

理系のスキルを活かすことができるのは、IT企業やメーカーだけではありません。

外資系と日系企業のどちらが良い悪いなどは一概に言えませんが、外資系カルチャーの方が合っているのにもかかわらず、日系企業しか見ていない学生さんも多くいます。

そんな方が、少しでも外資系に興味を持つきっかけになれば幸いです。

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