はじめに
DeNAの企業分析をしたい…
エンジニアから見たDeNAの特徴ってなんだろう…
メガベンチャーと呼ばれる会社郡の1つ.DeNA.
就活では高い人気を誇っていますね.
- DeNAで働くエンジニアのイメージ
- 新卒に求められる技術力
などさまざまなDeNAの特徴を,GAFAや複数のメガベンチャーから内定を獲得した筆者がまとめます.
企業分析
基本情報
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は,1999年に創業された会社です.
創業者は南場 智子さんですが,現在は会長の立場になられています.
2021年4月から新たに,岡村 信悟さんが社長を務めています.
エンジニアのトップは小林 篤さんで,ねこかくさんという名前で聞いたことのある方もいるのではないでしょうか.
本社を渋谷ヒカリエに構えていましたが,渋谷スクランブルスクエアに最近移転しました.
IR情報
IRページはこちらです.
売上や利益などの細かい数字を見ることが出来ます.
企業のIR情報では,投資家に向けた情報を見ることができるため,企業がどのような方向性で会社を経営していくかを見ることができます.
よくわからない,という方も多いと思いますが,一度でも目を通しておくと良いことがあるかもしれません.
事業に関して
モバゲーで大きく成長したDeNAですが,いま現在はPocochaが一大事業となっています.
横浜DeNAベイスターズなど,インターネット事業だけにとどまらず幅広い事業を展開しています.
以下はDeNAの事業の一部です.
- モバゲー
- Anyca(カーシェアリング)
- GO(タクシーの配車アプリ)
- Pococha
- SHOWROOM
- マンガボックス
- モバオク
- ベイスターズ
幅広いジャンルの事業を手掛けていることがよくわかります.
企業ビジョン
インターネットやAIを活用し、永久ベンチャーとして世の中にデライトを届ける
DeNAは,このようなビジョンを掲げています.
インターネットを軸として幅広い事業を行っていることも,このビジョンの基なら納得できますね.
筆者の思うDeNA
DeNAの基本情報についてご紹介しました.
ここからは,筆者がDeNAをどのように捉えているかをご紹介します.
あくまで個人的に考えていることですので,参考程度にお考えください.
企業全体として
DeNAは,メガベンチャーと言ってもとても規模の大きい会社です.
たとえひとつの事業が失敗したとしてもそれだけで倒産するなどは起こらないので,その点では安心できますね.
社員のイメージ
筆者は,社員さんに関して総じて賢い印象を持っています.
エンジニアであってもビジネスサイドであっても,論理的に物事を考えている人がとても多いです.
面接などでも,学生の話したいことを汲み取って理解してくれます.
(その反面,面接できっちりと詳細まで詰められることもあります)
エンジニアのイメージ
DeNAで働くエンジニアは,総じてレベルが高いです.
DeNA Techconを開催するほどですので,あまり驚きはないと思います.
また,技術面だけでなく,プロダクト全体をしっかりと見て動くことのできるエンジニアが多いです.
ビジネスサイドとも関わることが多いため,コミュニケーション能力はもちろんのこと,事業成長などに関しても知見を持っている社員さんが多くいます.
新卒に求められる技術力
新卒採用における技術力は,ある程度高めの水準を求められます.
新卒エンジニアの年収は500万円~,AIエンジニアは600万円~となっていることからもわかるように,ある程度即戦力として活躍できるような人が多いです.
とはいってもしっかりと研修制度は存在しているため,心配しすぎる必要はなさそうです.
本選考だけでなく,インターンの選考の難易度も高いため,インターンに落ちたからと言って凹みすぎる必要はないでしょう.
※メガベンチャーのお給料に関して気になる方はこちらもご覧ください
マイナス面
筆者が思うDeNAのマイナス面に関してぶっちゃけたところをお話します.
マイナス面はただひとつ,事業の将来性です.
安定した売上はあげているものの,モバゲーの全盛期に比べると大きく売上が落ちています.
幅広い事業を手掛けていますが,どれもモバゲーほどの爆発的な人気にはなっていないというのが現実です.
とは言っても,事業を多く立ち上げているため,どれかが今後大きく拡大していく可能性も大いにあります.
また,新規事業を多く立ち上げても問題ないくらい規模が大きい会社なので,事業を拡大していくフェーズに関わりたい人にはとても魅力的と言えるでしょう.
さいごに
DeNAに関して様々な観点からご紹介しました.
就活において人気企業であるので,簡単に入れる企業ではないですが,筆者としてはとてもオススメの企業です.
エンジニアの新卒採用においても,ある程度の技術力は求められますが,一度挑戦してみる価値はあると思います.
他にもIT企業の分析をこのサイトで紹介していく予定です.
ぜひ紹介してほしい企業があればコメントで教えて下さい.
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