はじめに
アクセンチュアの企業分析をしたい…
人気企業だけど実際どうなんだろう…
好評をいただいている企業分析シリーズですが、今回はアクセンチュアに関して紹介していきます!
就活生に人気企業のアクセンチュアですが、企業の経営戦略などから業務効率化まで幅広く企業に対してコンサルを行なっています。
普段はエンジニア向けに特化して情報を発信していますが、理系や院生の方からも人気が高い企業であるアクセンチュアに関して
- 新卒で求められること
- エンジニアのイメージ
をお伝えしたいと思います。
サマーインターンに参加し、最終面接のみを受けるだけで内定を獲得できる特別選考に関しても最後にお話しします。
BIG4などを含めた外資コンサルに新卒で入社することに関しては、こちらの記事でも書いているので一度読んでからこの記事を読み進めることをおすすめします。
企業分析
基本情報
アクセンチュアは、世界中で60万人以上のコンサルタントが活躍する、世界で最大級のコンサルティングファームであり、アクセンチュア株式会社は、その日本法人になります。
日本法人だけでも、約2万人近い従業員が働いており、企業規模の大きさがわかりますね。
近年では企業規模の拡大とともに従業員数も増えています。
事業に関して
アクセンチュアはコンサルティングファームであるので自社製品などの開発ではなく、クライアントの課題を解決するということが事業です。
アクセンチュアでは、戦略コンサルと呼ばれる事業経営や新規事業開発を行うコンサルタントもいれば、RPAなどの業務効率化ソフトウェアを導入するために実際にコーディングを行うエンジニアの方もいます。
コンサルティングにおいて、上流から下流までを一気通貫で行うことができるという点がアクセンチュアの大きな強みになっています。
企業理念
アクセンチュアには、未来のアクセンチュアに必要なDNAと題した求める人材像に関する10個のことばがあります。
ESを書く際にも共感するDNAを選択する設問があったりもするため、アクセンチュアにおける選考のなかで重要視されていることがわかります。
しっかりとチェックしておき、どのDNAが特に共感できるか、また自分のエピソードとつなげやすいか考えておくと良いでしょう。
職種に関して
新卒における採用職種
アクセンチュアにおける新卒で採用を行なっている職種は以下です。
- 戦略コンサルタント
- ビジネスコンサルタント
- デジタルコンサルタント
- ソリューションエンジニア
- データサイエンティスト/AIアーキテクト
- アナリティクス・コンサルタント
- クリエイティブ/デザイン
- コンテンツデザイン
デジタルコンサルタントもしくはソリューションエンジニアという職種がエンジニアとしての就職を考えている皆さんにとって良い選択肢になってくると思います。
エンジニア職種の2つ
上記でお伝えしたように、エンジニアという仕事に近いことをできる職種は、
- デジタルコンサルタント
- ソリューションエンジニア
この2つです。
ESを書く際にはこれらの職種の違いについて理解する必要があるため、しっかりと解説をしていきます。
デジタルコンサルタント
デジタルコンサルタントの主な仕事は、クライアントとのヒアリングを通じて最適なソリューションを提案することです。
- クライアントとのヒアリングを通じてプロダクトの必要事項を絞り込む
- 必要事項を実現するためのアーキテクトを提案
具体的には上に挙げたような仕事がありますが、コンサルタントによってどの領域を担当するかが変わってくるため、あくまでイメージとしてお考えください。
ソリューションエンジニア
ソリューションエンジニアの主な仕事は、必要事項をシステムに落とし込みコーディングまで行うことです。
こちらに関しても、技術選定などを行う方もいればコーディングを行う方もいるため、あくまでイメージとしてお考えください。
違い
2つの職種の違いを一言で表すならば、
デジタルコンサルタントが上流寄り、ソリューションエンジニアが下流寄りということです。
ただし社内で一気通貫でプロジェクトが進んでいるため、職種を超えて仕事をすることもあるので実際の業務は人によってそれぞれとも言えます。
また、以前は2つの職種で1年目のお給料が100万程度異なり、ソリューションエンジニアの待遇が悪かったですが現在では初任給に関しては同じとなっています。
昇給や昇格に関しては、デジタルコンサルタントの方が優位であるとの話もあります。
筆者の思うアクセンチュア
企業のイメージ
アクセンチュアは、世界最大級と呼ばれるだけあり、とても企業規模が大きいです。
そのため、海外で研修を行うことがあったり海外のコンサルタントと連絡を行うこともあったり外資企業の雰囲気をある程度味わうことができるでしょう。
しかし、あくまで所属が日本法人に過ぎないので、海外のプロジェクトに関わるといっても海外の日本企業のプロジェクトに関わる程度のものなので、グローバルで働くということにギャップを感じる学生もいるかもしれません。
初任給について
採用人数の多いビジネスコンサルタント、デジタルコンサルタント、ソリューションエンジニアは新卒で基本給が430万となっています。
そこに各手当や残業代が上乗せされるため、1年目から500万~を貰えることができます。
一般的な企業に比べて初任給は良いと言えますね。
しかし、GAFAなどのIT企業に比べると見劣りする部分もあるかもしれません。
お金が全てではないですが重要であることは確かなので、入社前にしっかりとチェックしておきましょう。
働き方
自社開発ではなくクライアントとの仕事を行うという特性上、納期というものが存在します。
そのため、時期によっては夜遅くまで残業をするということもあります。
最近ではリモートなどによって残業時間の改善などがありますが、ある程度は覚悟しておくことをおすすめします。
とはいえ同業のBIG4と呼ばれる外資コンサルや野村総合研究所などの日系コンサルでも近い働き方なので、アクセンチュア特有のデメリットでもないといえるでしょう。
特別選考に関して
ここまで、アクセンチュアに関して様々な側面からご紹介してきました。
最後に、インターンにおいて優秀な成績を残した人が本選考で最終面接を受けるだけで内定を獲得できる特別選考に関してお伝えしていきます。
特別選考の案内が来なくても内定を獲得した学生は多くいるので落ち込む必要はないですが、もし特別選考の案内が来た学生さんは、この記事を見てしっかりと対策をしていきましょう。
案内が来たら
特別選考の案内が来ただけで内定を獲得したというわけではありません。
11月ごろに締め切りのESをしっかりと記入する必要があります。
また、複数職種で特別選考の案内が来た場合には、第一志望の職種を決める必要があります。
その後
無事ESが通過すると、2次面接の案内が届きます。
アクセンチュアでは2次面接が最終面接なので、「聞いた話と違う!」となるかもしれませんが安心してくださいね。
面接に関して
最終面接は、およそ30分間になります。
最終面接官はMD(マネジングディレクター)という偉い人が担当するため、その面接官によって質問内容は変わります。
しかし、基本的にはどの面接官であっても
- 志望動機
- 入社後にしたいことやキャリアパス
を話して深掘りされるという一般的なケースが多いようです。
15分や20分程度話した後に10分程度逆質問があり面接は終了です。
もちろん面接官によりますが、そこまで厳格な雰囲気ではないため、ある程度リラックスして望んでも問題ないでしょう。
準備しておくこと
すでにご説明しましたが、聞かれる質問が決まっているわけではありません。
準備しておくべき1つ目は、一般的に就活で聞かれやすいことに関してはしっかりと準備しておくことです。
また、アクセンチュアである理由なども聞かれたら答えれるようにしておきましょう。
準備しておくべき2つ目は、職種についてある程度調べることです。
ESを書く段階で職種について調べているとは思いますが、面接でなぜその職種なのか聞かれた際に答えれるように準備はしておきましょう。
準備の3つ目は、準備した回答を整理してみることです。
コンサルということもあり、論理的にしっかり考えられているか、なども重要になってきます。
自分が準備した回答が論理的であるか、また未来の可能性を網羅できているかしっかりと確認しておきましょう。
内定に関して
例年通りならば、面接からおよそ2週間程度で合否がわかります。
年内には結果が出ると考えていて良いと思います。しかし、採用人数の変化や情勢などで大きく変わってくる可能性もあるので、必ず年内にくるというわけでもないので注意しておきましょう。
さいごに
アクセンチュアに関しての紹介、また特別選考に関してご紹介しました。
人気企業ではありますが、しっかりと対策することで内定に近づくことができます。
LINE@ではESの添削なども受け付けています。
いつでもお気軽にご相談ください!!
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